「・・・ここが鎮守府か」 俺は停泊場から徒歩で移動し、 3km程離れた場所の 大きな鉄柵の扉の前についた。 柵の隙間から見える景色だけでも 十分わかる程、建物が大きい。 流石、艦娘たちを100人以上住ませられる 建物といった所か。 いや、一種の町と…
吾輩は、少佐である。名前はまだ無い。どこで生れたか、さっぱり分からない。ただ、優しい笑顔のおっさんに拾われた事は覚えている。 と、某小説のオマージュをしたわけだが、本当に、俺には名前がないのだ。 赤ん坊の頃に親を亡くし、海軍のおっさんに拾わ…
「・・・ここが鎮守府か」 俺は停泊場から徒歩で移動し、 3km程離れた場所の 大きな鉄柵の扉の前についた。 柵の隙間から見える景色だけでも 十分わかる程、建物が大きい。 流石、艦娘たちを100人以上住ませられる 建物といった所か。 いや、一種の町と…
吾輩は、少佐である。名前はまだ無い。どこで生れたか、さっぱり分からない。ただ、優しい笑顔のおっさんに拾われた事は覚えている。 と、某小説のオマージュをしたわけだが、本当に、俺には名前がないのだ。 赤ん坊の頃に親を亡くし、海軍のおっさんに拾わ…